収益不動産のリスクを回避するためには、
「安全性」を確認していく必要があります。
今回お伝えするのは
PB(ペイバック)
資本回収期間のことです。
投資した自己資金を
何年間で回収できるかを分析するもので、
自己資金の回収期間が確認できます。
【計算式】
PB=自己資金÷年間キャッシュフロー
※年間キャッシュフロー(BTCF)は、
「税引き後」の場合は、金利や減価償却費により変化するため、
単純計算が難しいので、ここでは「税引き前」のキャシュフローで計算しています。
例えば・・・
自己資金1,000万円
年間キャッシュフロー100万円
このような投資を行った場合
1,000万円÷100万円=10年
この投資は、
自己資金を10年で回収できる
といったことになります。
もし、
年間キャシュフローが200万円だった場合は、
1,000万円÷200万円=5年
5年で自己資金が
回収できることになります。
先ほどのケースより、
効率性が高い投資と言えます。
また、
少ない自己資金で
レバレッジを高めている借入は、
自己資金比率が低いので、
自己資金の回収期間(PB)が短くできる事がわかります。
空室の増加による家賃収入の減少や、
年数経過に伴う運営費の上昇などは考慮せず、
投資の初期分析初期分析でざっくりと計算するイメージです。
それと、
売却することによって自己資金を回収することは、
ここでは考えずに計算しています。
収益不動産は、出口を迎えて
ようやくその投資が良い投資だったのか、
マイナスだったのかといった結果が出ます。
購入する前はもちろん、運営中も出口を意識して計画していくことが大切です。
CPM®(米国公認不動産経営管理士)
(有)丸浜不動産
高山幸也
賃貸物件の空室、募集条件、物件条件、設備、管理、運営コストなど、賃貸経営にお悩みのオーナー様。
CPM®(米国公認不動産経営管理士)の資格取得者である私(高山幸也)が、あなたの不動産の現状分析を行い、課題を見つけ、改善の手伝いを行う「不動産コンサルティング」を行っています。
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