相続対策コンサルティングコラム


■相続税の節税とは?

相続税の節税を考えるときは、相続税の「金額」が注目されます。

 

相続税の「金額」が少なくなれば、節税になったと感じるからです。

 

 

実は、この考え方には間違った部分があります。

 

なぜなら、資産が減ったから相続税の「金額」が少なくなった。

このようなケースがあるからです。

 

相続税対策のセミナーで、

「相続税を安くしたいなら、資産を減らしましょう!」

などと教わったことありませんか?

 

「節税のための財産減らし」などと呼ばれています。

 

確かに、相続税を減らしたいのであれば

 

資産を減らせばいい。

 

でも、これは

不動産オーナー様が描く理想の姿では無いと思います。

 

「資産が減った結果、相続税が減った」

という現象は当たり前、当然ですよね。

 

これは、節税って呼べないと思います。

 

私が思う「節税」は、

資産はなるべくそのままで

相続税を減らすことだと思っています。

 

欲を言えば、資産が増えていることが良いですけどね。

 

資産から相続税を差し引いた

相続後の資産に注目をして

 

手残りの資産が増えている「節税」なら〇

 

手残りの資産が減っている「間違った節税」なら×

 

本来の自分の理想に近づくために

このような感覚を持って

相続対策に取組みましょう。

 

 

 

 

相続対策コンサルティングのご案内


相続対策には、分割対策、納税資金対策そして、相続税支払い後の財産を高める対策があります。相続対策というと、相続税の節税対策ばかり注目されていますが、節税対策は手段のひとつに過ぎません。全体の状況を把握せずに手段ばかり行った結果、相続が発生するたびに資産が減っていってしまっている方を多く見かけます。相続税の額を減らすことを第一に考えて行動した結果、実は財産も減っていたなんてこともあります。財産が減った結果、相続税が減るといった現象は節税ではありません。このような結果にならない為にも、建築業者やセールスありきの各分野の専門家に相談する時は、私共のような相続対策コンサルタントを窓口としてご利用ください。 

ICA公認 相続対策コンサルタント 高山幸也

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